と~んでもない始まり

カシマ行こう
「鹿島まで一枚」の一言から始まってしまった。。僕の旅。
僕は、愛媛から鹿島に行くため夜行バスに乗った。新宿に早朝に着き、電車乗り場に行き

「鹿島まで一枚下さい。」
「はい、分かりました」

切符を買って電車に乗った。

この新幹線で鹿島に本当にいくかな?新幹線を乗らないといけなかったかな?もう一度、確認しようか?大丈夫か?戻ろうか?駅員さんが、鹿島に行くって言ったので大丈夫だろう。。。。。。でも、なぜ仙台までの切符。。やっぱり確認したほうが...グ~グ~寝てしまった。  
2時間も寝て目覚めるとすぐに仙台に着いた。「Where am I?How do I get to Kashima?」とつぶやいた時に、僕は駅員に4番乗り場に誘導された。

「2時間もすぎた!こんなに遠いのかな?間違えてないよな?」と思った瞬間、アナウンスが。。

「次は~~かしまぁ かしまぁ」

よかった~!僕は降りる準備をしてドアの前に立って駅名をみた。。。。

福島県カシマ




やばい!!

          


茨城県のカシマに行きたかったやばいもどるしかない
電車を4回も乗り換えて6時間もかかって、                  
やっと、や~~っと、や~~~~っとホテルに着き、オーナーに僕の長~い旅について語った。 
「今日、2つのカシマに行った!日本に存在するカシマに行ってきた!って感じがする」「考えたら、1日に2箇所も行くなんてめずらしいですよね?!」 というと、 オーナーは「でも、日本にカシマはたくさんあるよ」

この瞬間から、僕のカシマの旅は始まった。
日本にあるカシマをまわる!
 

カシマ検索!

どうやってカシマを探そうかぁ
日本のカシマを回る!という決心をして愛媛に戻った僕は、カシマの場所を、どういうふうに調べたら良いのかを考えた。 始めにWikipedia(インターネット)で8個のカシマを見つけた! 

「や~~~った! 楽勝!」
「すぐ全部のカシマを回れる」

                  ワクワクしてきた。

しかし。。。そうは甘くはなかった。    
友達と僕の旅について話してると、「僕の出身にもあるよ、カシマ町、嘉島町熊本県。」
え?熊本にもあるの?  
「カシマといえば、私の兄はカシマの近くに住んでいるよ、大阪の」
え?大阪にも? 
         不安になった。
本当に? 結構あるじゃん!
うれしいような。大変。。。

以外に全国にはたくさんのカシマがあることを発見した。実際にはどのくらいあるのか?たくさんどころか、ありすぎたらどうしよう。少しあせりながら、ちゃんと調べるしかないと思った僕は図書館にいった。図書館の奥の方にあるホコリをかぶっているような全国の地名の本を手に取り、カシマを探した。遂に!全国のカシマのリストを手にした!!!  

             やっぱり、結構ある。。。。。
   
そして、僕は1番目のカシマを 和歌山県のカシマに選んだ!なぜ?
正直、旅を始めるのが少し怖かった。一度始めてしまうと、もうやるしかない!自信が少しなかった。本当に、この旅を楽しめるだろうか・・・間違いなく楽しめるに決まっている。自分で分かっているつもりだったけど、いろんな意味で僕をプッシュしてくれる、何か理由が欲しかった。 和歌山には友達もいる。1番目の理由はカシマに行く! そして、不安をなくすために友達と会う約束もした。   どんな旅になるんだろう。。。期待と不安を感じながら計画を始めた。 

1つ目のカシマ(和歌山県1)

和歌山県へ
旅の準備をはじめた。いろいろ(和歌山県の)カシマについて調べていくうちに大きな発見をしていくにつれ僕の旅への不安が次第に小さくなっていく。同時にカシマに早く行きたい!気持ちが大きくなってきた。
いよいよ出発の夜。。。。

友達のパーティに参加して いつもと変わらないような週末を楽しく過ごしていた。いつもと変わらない友達との楽しい会話、笑い、ただ一つ、僕の心の中にはいつもとは違うドキドキするものがあった。カシマに行くフェリーに間に合うように出発しないといけない時間がどんどんと近づいてくる。
”早く、出発しないと間に合わなくなる”と分かっていながらも、なかなか出発できなかった。また不安な気持ちが僕の心の中に沸いてきた。
これからの長~い旅の始まりの第1歩をふみ出すことがなかなか出来なかった。始まってしまったら、最後でやるしかない!  出来るかな。。。
今、出発しないとフェリーに間に合わないって思った瞬間、 席を立った

   「カシマにいってきま~す!」「ごめん。お先に失礼!」

この瞬間に何かふっきれて! ただ急に楽しくなってきた。
やっふぉ~!!カシマに着くのが待ちきれなくなった


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~ 約450km
目的地(和歌山県みなべ町)が近づいてきてドキッドキッしてきた。。。運転していると、和歌山県らしく、梅の工場がたくさんある。右側には、海が見えてきた。うわ~きれい! 天気もいいし最高~  もちろん寝不足なんて、ぜんぜん感じない。 どれくらい山道を運転しただろう。ダイビングショップをたくさん見かけた。ダイビングにもいい場所なんだなーってのんびりドライブを楽しんでいた。 左カーブをまがった瞬間。。。 アッ!かしま!!!思わずさけんだ。 インターネットでカシマをみていたので2つ並んで見える小さい島がすぐにカシマって分かった。 感動! なぜか不思議な感じがした。 もし、僕がカシマに興味がなったらなんでもないただの小さな島で見ても感動なんてしなかっただろう、何個もある小さい島の一つにしか過ぎなかっただろう。もちろん名前なんて知るはずもない。  でも、実際に1回もみたことのないカシマを一目で分かってしまった。 この時、僕はここにカシマを見に来たんだと実感した瞬間だった。



このカシマ2つの島に見えるが実はつながっている。
ちょうどカシマが見える海沿いにカフェがあったので立ち寄ってみた。朝、9時ころだったのでお客さんも少ないかな~って思って入ってみると、そこには町の人たちがたくさんいて会話を楽しんでいた。僕は、カシマを指して”あの島が天然記念物の島ですよね?愛媛からカシマに来たくて来ました!”というと、”あの島ではないよ。神島はもう少し離れたところにある”と言われた。 え?初めてここに2つのカシマ(鹿島と神島)があることを知った。 町の人達は親切にいろいろ教えてくれた。町のこと、カシマのことetc...1時間くらい町の人達と話していた。親切に道の案内までしてくれると言ってくれた人もいた。ただカシマを回るだけではなく、カシマの旅を通じてその町の人達と一瞬にして共通の会話ができ、仲良くなれるというカシマの旅には、いろいろな楽しいこと、出会いがあることを感じた。 僕は、この旅の終わりにまたここに戻って、みんなに僕の行ったところについて話そうと思った。


神島(天然記念物)には後に行くことにして、小さなお祭りが鹿島であるということだったので、先に行くことにした。渡し船にのって、着いた鹿島!!伝説によると『昔、津波があった時、この鹿島が津波から町を守り、被害を最小限にした』と言い伝えられていて、このカシマの神様が守ってくれたことに感謝の意味をこめて毎年1回お祭りをするらしい。
          初、鹿島!




2つの島の間は、ちょっとしたビーチ?があった。 そこでは、家族でランチを楽しんでたり、子供たちが海に足をつけて遊んだりしていた。 遠くからは2つの島に見えるのに不思議な感じがする。島にはお祭り以外では釣りに人が来るらしくこの日も何人かの人が釣りをしていた。




そして、僕は ビーチでゆっくりした時間をすごした。明日は、2つ目のカシマに行く。。。僕のカシマの旅は始まった。。

2つ目のカシマ(和歌山県2)


天然記念物のカシマ
僕は、和歌山に行く前にカシマがなぜ天然記念物なのかを調べていた。 1番の大きな理由は、昭和天皇が和歌山県を訪れた時、南方熊楠が同じ生物研究学者でもあった昭和天皇を多種多様な植物や生物が観察できるカシマ(神島)に案内したことがあったこともあり、天然記念物になった。 

実際に昭和天皇の記念碑が島にはある。              南方熊楠とは、博物学、生物学に大きな業績を残した学者で、すごいとしかいえない人生を送っている。 20歳の時、『学問は海外の方がすすんでいる』と一人で海外に行き18カ国語を話したと言われる語学力を使って、世界各国で勉強したり、日本最初のエコロジストをいわれていたりであるがサーカスで働いたことがあったりとおもしろい人生を送っている人。
天然記念物のカシマには行けないけど、どうしてもなるべく近くまでいってみたくなった。

遠くにみることはで出来たけど行ったという気にはなれなくて、なにか満足できなかった。カシマまで船は出てないし。


なにか島の近くにいける方法はないか、近くにマリーナがあったので、店長に聞いてみた。近くに行ける方法はないですか?(そこではレンタルボート、釣堀などをしている) 店長はすごい感じの良い笑顔で話を聞いてくれた。 

「あの島は天然記念物なので船もあの島にはでてないし、行けませんよ」 やっぱり。。がっかりした。  しかし店長は、「どうしてカシマに行きたいの?」と聞いてきた。 僕は、どうして行きたいか、どうして和歌山に来たかを店長に話した。 「このままじゃーこのカシマに行った気がしない!」って。  すると店長は 

「おもしろい旅をしてますね!しかも愛媛からですか?せっかく来ていただいたので、よかったらボートで島を一周しましょう!」

僕は、ただ嬉しくて一瞬の間なく

「本当に?ありがとうございます!」

と答えていた。天然記念物のカシマは誰も入れないこともあって、近くから見るとジャングルのようだった。でも、神秘的な感じがした。。  あと、何メートルというところまで船が近づいた時、ここに南方熊楠と昭和天皇が来たんだーと心の中にイメージした。  船で島の周りを一周回ってもらった。いろんな方向からカシマを見てみると、いろんな形に見える。2つに見えたり、長細い島に見えたり。 この店長さんがいなければ、見れなかった方向からも見た。船で島の近くのガイドまでしてくれ、僕の旅をおもしろいって思ってくれたことに嬉しかったあのときも、今も、これからも本当に彼に感謝しています。 帰る途中で、最初に寄ったカフェにもう一度行った。前に会った町の人達と話しながら自分の旅を振り返った。  カシマの旅で、いろんな面白い所に行けると思ってたけど、カシマの旅はカシマを回ることだけじゃなく、いろんな出会いや、思い出を作ることが出来ると和歌山県の旅で学んだ。 次のカシマの計画を立て楽しみになって、愛媛に笑顔で帰った。

和歌山県ありがとう

3つ目の鹿島(島根県松江市) 

片足のカシマの旅 
トロフィー、松葉杖、大発見 
僕は、松山に来る前、2年間島根にいた。 たぶん、今、僕が日本にいるのは、この島根でのいい経験と楽しい思い出のおかげだと思っている。 もし、島根で知り合った良い友達やお世話になった人たちと出会えなかったら、また日本に来たいって思わなかったかもしれない。 そんな大切な思い出のある島根で僕はサッカーをしていた。 子供の頃からサッカーが好きで、島根の友達は今でも、島根チームの一員として試合のある時に呼んでくれる。それは、僕にとって古い友達とサッカーが出来たり、いろんな事を話したり、いい集まる機会になっていて今回も島根に行く事にした。ただ今回はサッカーのためけじゃない。もちろん島根の松江に鹿島があることを知っていたので、鹿島に行く計画もした! 

よし、三つ目のカシマへ!

朝、4時に家を出て、車で瀬戸大橋をわたって、4時間くらいで島根に着いた! ETCの割引のおかげでたった2300円で行けたし、また鹿島に行ける事と友達とサッカーが出来ることで興奮した。
着いてさっそく友達とウォーミングアップを始めて準備万全、ピイーとなった瞬間、時間が昔に戻された気がした。 

走れ!
タックル!
立て!
走れ!
シュート!
戻れ!
     
タックル!
立て!
飛べ!
タックル!
タックル!
タックル!

  痛ーい!

第1試合開始15分・・・・・・・
僕の右足は相手の足にはさまれたまま僕の体はねじれグランドに倒れた

Ahhhhhhhhhhhhhhhhhhhh!    
痛くてしばらく立ち上がることが出来なかった。 いままでに感じたことのないほどの痛みを感じてベンチに戻って、試合をみていた。。。。 しかし、久しぶりの友達とするサッカー、ここであきらめたくなかったので次の試合には少しでも出たかった。 友達に氷とサポーターを買ってきてもらい、サポーターをして次の試合に出ることにした。 ただ、チームメイトに迷惑をかけたくなかったのでやれるところまでやって、やめようと思った。(実は上の写真のときにはすでに右足にサポーターをまいてプレイしているのが分かるとおもうけど) くやし~  僕はやれるとこまでがんばって, それから応援した。

チームは優勝!本当に仲のいい友達との再会はうれしいし、楽しい。優勝は本当にうれしかった! 僕がやれることはすべて出し切った。 でも、今回は少し複雑な気持ちもあった。くやし~ もっとみんなとプレイしたかった。。 僕はみんなのためにその時に出せるすべての事をチームのために出し切った。それでもチームの足を引っ張ったと思う。でもチームは優勝した。 僕は、チームのみんなが僕にケガをしていてもプレイをさせてくれたことに感謝しているし、チームのみんなのためにがんばろうと思っていたけど、チームのみんなが僕を一緒にプレイしながら応援、サポートしてくれてたのに気がついた。チームの力はただ個人の技術で勝てるのではなく友情や、団結力から強くなれるものだと学んだ。 
よしっ 次のときにはがんばる!  そして、明日は鹿島! 

(この夜、病院にいって松葉杖をかりた)足のケガは後から病院で靭帯を切っていることがわかり、手術をしないとなおらないことがわかった。 当分、運動もできない。 でも、このことを事実として受け止めないといけないし、やれることをやっていこうと思った。 今できることを楽しんでいきたいと思う。 治るケガだし、しっかり治してまたサッカーする! 





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鹿島(島根県松江市)


車を走らせ鹿島へ。。

きれいな景色が。。畑、海、山

いく目的はただ鹿島町に。どこに行くという予定はなかった。

鹿島に入って、原子力館という看板をみたので、ぜんぜん興味はなかったがよってみた。普段あまり関心のないことにも興味がでてくる。以外にいろんなことがわかり、楽しかった。鹿島旅行にはこんないいところもある。興味のないことにも鹿島にあるなら関心がでてくる。
 車を走らせてると、急にたくさんの走ってる人達とすれ違った。マラソン大会だった。自転車ならまちがいなく押して上るような上り、そして下り、それが果てしなく続くようなコース。なんと100kmマラソン!1人で走ってる人もいれば、何人かで100kmを走るチーム、自由に選べるらしい。年をとった人も走っていて、自然に車をマラソンコースに沿ってはしらせていた。で、思わず、叫んでしまった。

がんばれーーー!がんばれーーー! 
すごいな。僕はあの年になっても走れるかな。本当すごいとしか思えなかった。 僕もがんばらないと




(鹿島町のマラソン大会の給水所で,                    ちなみに3本の指は3つ目の鹿島って言う意味) 


次に(鹿島町にある)佐太神社にいった。
「ケガをちゃんと治して、あのマラソン選手のように年をとっても元気にいられますように。」  

  国の重要文化財
ちょうどこの神社のとなりに鹿島歴史民族資料館があったので行ってみた。 そこには古い時代の歴史がわかるような土器などがおいてあった。この資料館の2Fは増田 渉っていう人の紹介をしていた。  誰だろう?  館長がまじめに話してくれた。この人は昔、中国と日本との架け橋をしていた有名な中国文学者だって。http://www.city.matsue.shimane.jp/kankou/area/kashima/siryokan/1990930.htm また、すごい人がここにもいた! いや~ 鹿島の旅はいろんなことを知ることが出来て楽しい。
館長に鹿島をまわってるっていうと、急に笑顔になりいろんなことを話し始めてくれた。
「へえ~わざわざ鹿島に来てくれてありがとう! うれしいよ。」
                                といってくれた。
この言葉からいつも急に知らない人となのに会話が楽しくなるし、関係も近くなる。 僕にとっての本当のこの旅のうれしい瞬間でもある。  それから彼は、 
「実は、鹿島サミットっていうのが昔はあった。」って教えてくれた。

え~ !?  まじ?    なにそれ
茨城県鹿嶋市、佐賀県鹿島市、島根県八束郡鹿島町(松江)、福島県相馬郡鹿島町、石川県鹿島郡鹿島町、鹿児島県薩摩郡鹿島村の代表の人が1年に1回集まって鹿島サミットをしていたらしい。
館長によるとこの県は全部 原子力発電所がある県でその全国会議があったときに一緒の鹿島じゃん!みたいな感じで意気投合してサミットをひらこう!と始まったらしい。
なんかカシマってすごい。 カシマってなんなの? 
いつか、僕の旅が終るとき鹿島サミットみたいにお祝いを全国のカシマで出合った人達とできたらいいな・・・・
今回もいろんな予想もしないこと、知らなかったことがいろんなことがあった。だからこの旅が止められない.
島根県ありがとう

ただいま鹿島まわってまーす!